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自分の考えを整理するため、あるいは誰かのためにブログを書きます。

「ホビット 思いがけない冒険」視聴

1年以上前から公開を待ち望んでいたこの映画。

 

指輪の時もそうだったけど、年末のクソ忙しい時期に公開しやがって観に行く時間作りにくいじゃないかよ、っていうか今作も3時間オーバーとか映画見てるだけで半日終わっちゃうよ、とか文句垂れながら観てきました。いかがお過ごしでしょうか。

 

今作はホビットの第一部ということで、正直、ビルボが強引に冒険へと連れ出されるあたりが最大の見所です。

自分的にもガンダルフ「なんじゃこれは、お茶か。ごめんこうむる。」みたいなセリフを聞きに行ったようなものです。

 

原作の冒頭で登場したガンダルフなんか、一歩間違えれば完全に頭がおかしい人みたいな感じだったのですが、映画「ロード・オブ・ザ・リング」2,3の後半でうっかり賢人っぽいイメージを残してしてしまったため、今作でも少しだけ人格がマイルドになっている印象です。

原作ではトーリンに対してももっとブチキレるシーンがあったような気がするのですが、映画ではプリプリ怒ってどっか行っちゃうし、なんか可愛いぞガンダルフ

 

ドワーフ連中も原作の数倍は格好良く仕上がっている感じですね。

特にトーリン・オーケンシールドの王様っぷりがやばい。

あと、バーリンが渋いポジションを独占していてズルい。

フィーリとキーリはイケメンだし、原作では空気に近かったその他大勢も個性を与えられて(それなりに)活躍していました。

ボンブールはキャラクター的に映画ではもっとイジられるのかと思いきや、食い物を口でキャッチしたり、裂け谷で椅子(?)を体重で粉砕したりする活躍に留まりました。

彼の場合は多分、次作から本領を発揮すると思われるので要チェックですね。

そういえばドワーフとオークがモリアで戦争するあたりの回想で、一人だけトロール殺しが混じっていたんですが、あれってもしかして鉄の足のダインでしょうか。

物語の後半で彼の再登場が待ち望まれます。

 

今作でついに映像化されたあの人と言えばそう、茶のラダガストです。

個人的には「人のいい上品なお爺さん」というイメージを持っていたんですが、映画ではマジで幻覚キノコをヤッていそうなルンペンみたいな感じでした。

そしてチョイ役と思いきや、うさぎソリで縦横無尽に駆け巡る活躍っぷり。

うさぎソリかわいいようさぎソリ。

 

そういえば、エルロンド卿の生え際はまだ持ちこたえてました。やったね!

原作ではトロールのところで見つけたゴンドリンの剣をさらりと流していて、「曾祖父さんの剣だろもっとびっくりしろよ」とかファンに突っ込まれていましたが、その辺の設定も後付けなので仕方がありません。

映画ではもっと感慨深く眺めたり、歴史を語ったりするのかと思いきや、やっぱりサラッと流していました。

 

そんなエルロンド卿も地図を解読したらあとは程よく空気のようになってしまい、ずっとガンダルフガラドリエル様のターン!みたいな感じでした。

個人的にはサルマンが完全に悪者っぽく描かれていたのが露骨だなーと思いつつ、ラダガストの悪口を言ったりしてファンを喜ばせる演出には感心しました。

 

さて今作の見せ場のひとつである、ビルボとゴラムのなぞなぞ合戦ですが、これは本当によく描いていたと拍手を送りたいシーンです。原作でイメージを膨らませていたファンも満足の出来なのではないでしょうか。

逆に原作日本語版の挿絵にあった半魚人みたいなゴラムの方がトールキンの描きたかったイメージから遠く離れている気がしますね。

 

物語のクライマックスで、命の危機を迎えながらもピンチを切り抜け、ビルボとの友情を新たにするドワーフ達。そして「俺達の冒険はこれからだ!」と連載漫画の打ち切りのような終わり方をしたラストシーンでした。

 

そして案の定、どこかの席から「えっ終わり?」というヒソヒソ声が聞こえてくるし、「これ続き物?」とか言ってる人もいるし、仕方ないとは言え「第一部」とかタイトルに付けて続き物だと分かるように しろよ指輪の時もそうだったじゃねえか観に来るのは原作のファンばっかじゃねえんだよと思ったり思わなかったり。

 

なんかまとまりのない感想になったし、特にオチもないですが、「ホビット」は面白いからお前ら観に行けよということです。

それと「ホビット」を上映する映画館は、途中でトイレ休憩を入れて欲しいということです。←ずっと我慢してた