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「オースティン・パワーズ・ゴールドメンバー」視聴

オースティン・パワーズ ゴールドメンバー [DVD]

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言わずと知れた(?)オースティン・パワーズシリーズ3作目。
「ゴールドメンバー」の「メンバー」というのは男性のナニを意味する隠語であり、007の「ゴールドフィンガー」のパロディでもあるそうです。
そんなわけで007の製作元からすごい怒られたみたいなんですが、ガン無視して公開されてしまいました。
のっけからトム某、グウゥネス某、そしてなぜか映画監督のスティーブン某などがガンガン出演して、楽しそうにキャッキャしているところを見ると、みんなこの映画が大好きなんだなあと生温かい気持ちになってきますね。
あと、まだ若くて細かった頃のブリトニー・スピアーズがオープニングで出てきて、恒例のおっぱいマシンガンをブッ放してくれます。お約束ですね。


今作は一応オースティン・パワーズシリーズの最後ということで、総集編的な意味もあるのか、回想シーンや1,2で出てきたキャラの再登場、ギャグの使い回しなど、ファンなら見ておいて損はない内容です。
そして今回は主人公オースティンの父親、ナイジェル・パワーズ(マイケル・ケイン)も登場するのですが、一人だけリアリティが歪んでいるかのようなカッコ良さです。
あと今回のヒロインはアメリカを代表するセクシーR&Bシンガーであるビヨンセです。ヒロインとしては申し分ないのですが、女優としての活躍はこれ以降もあんまりないというのは、やはりこの映画のせいなのかと疑ってしまいますね。


ところでこのシリーズを観たことがない人はきっと"普通に面白い"コメディだと考えているのではないかと思います。しかし実際は"どうしようもなく下らなくて下品な"コメディです。
この辺を勘違いすると、ギャグが寒いとか、下品でついていけないとか、的外れなレビューをAmazon辺りに書いて恥を晒してしまうことになるので注意してくださいね!


映画のネタがどれくらい下らないかについては、例えば「ミスター・ロボット」*1という日本人が登場するのですが、最終的に「どうも、ありがと、ミスター・ロボット」って台詞を言わせたいだけのために、わざわざストーリに絡ませて登場させるという下らなさです。
↓元ネタはコレ


というわけなので、高度で知的なギャグを求めている人が見てしまうと、きっと交通事故にあったような感想を持ってしまうと思うので止めておいたほうがいいですよ!
しかし前述のミスター・ロボットネタにせよ強烈な下ネタにせよ、一切の妥協無しにキッチリやり切っている感は一見に値します。
ギャグをギャグとしてやっている表現にいい加減飽き飽きしたら、これを見て本気のネタを堪能することをお勧めしますね!


エンドロールではこれもお約束のバート・バカラックが登場してくれますが、個人的には最後の方で流れるスザンナ・ホフス*2の歌うこの曲をプッシュしたい。

どんちゃん騒ぎのような映画の最後の最後でこの名曲、そして美声、そして謎の感動
バート・バカラックの「アルフィー」の替え歌です。マイケル・ケイン主演映画のテーマソングなので、最後の最後までパロディで楽しませてくれる映画ですね。

*1:松久信幸

*2:監督の奥さん