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「コンスタンティン」視聴

コンスタンティン [DVD]

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2005年制作。この映画は「ヘルブレイザー」というアメコミが原案とされています。
主人公は悪魔祓いのジョン・コンスタンティン。自己中心的な性格にして肺癌で余命いくばくもないにも関わらずヘビースモーカーという気合の入りまくった中年不良です。
その主人公を演じるのはキアヌ・リーブス。キアヌといえば最近公園のベンチで一人ランチしているところをパパラッチされたり*1、その自然体な私生活が人気*2の俳優です。
そんな癒し系のキアヌも役作りをすることによってアラ不思議、どこか人生に疲れ、反骨精神の裏に繊細なハートと情熱を秘めたミステリアスな男が見事に演じられているのです。
ある意味キアヌのカッコ良さを堪能する映画と言っても過言ではありませんね!


ところでこの主人公、なんでこんなヒネクレた性格になったかというと、幼い頃から人間には見えてはいけないモノが見えてしまったからだそうです。
その恐怖に耐えかねて若い頃に自殺を図ったところ、今度は神様から「自殺しようとした奴は地獄行きだからね!」と思い切り理不尽なルールを突きつけられたのでした。
そういうわけで何とか天国行きの切符を手に入れるため、日々悪魔祓いを行って神様からポイントを稼ごうとしているのです。
…と思ったら、人間界に住む天使からは「それ無駄」ってアッサリ言われるし、おまけに末期の肺ガンでもうすぐ死ぬことになりました!


…何というか、彼でなくても十分ヒネクレた性格になりそうな人生ですね。


そんなわけで天国とか地獄とか聖書とか、キリスト教のキーワードが何の前触れもなくガンガン出てきます。
普段宗教に無頓着な人が多い日本人にはこの辺がいまいちピンとこないのではないでしょうか。
ピンとこないどころか、なんで神様にしろ悪魔にしろこんな理不尽な連中ばっかなの?という感想を抱くかもしれません。
しかしそれを敢えて受け入れて観ると、「神と悪魔に翻弄されながらも生きる人間の美しさ」とでも言うべきものが感じ取れるのではないかと思います。


ストーリも起伏があり、クライマックスで予想もしないドンデン返しがあったりでなかなか楽しめる作品です。
2012年には続編が公開されるという話もあるようです*3ので、先に予習しておくことをお勧めしますよ!


そう言えば最近の映画で、主人公がこれだけバカスカ煙草を吸っている作品も珍しいんじゃないでしょうかね?
「ヘビースモーカー」という設定、それから主人公が煙草を吸う姿が彼の内面の苦悩や反骨心を表現していて非常にカッコいいですね。
あんまりカッコいいを連発したので、奥さんから「それなら自分も吸えば?」的なことを言われましたが、嫌です体に悪いし
それにあれはキアヌだから絵になるのです。
キアヌくらいのイケメンなら、煙草を吸っていても公園で一人ホームレスのように座っていてもカッコいいのだということを教えてくれる映画ですね!

*1:http://news109.com/archives/3211028.html

*2:主に2ちゃんねる辺りで

*3:http://www.imdb.com/title/tt1071873/