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自分の考えを整理するため、あるいは誰かのためにブログを書きます。

「ロスト・イン・トランスレーション」視聴

ロスト・イン・トランスレーション [DVD]

ロスト・イン・トランスレーション [DVD]


この映画はソフィア・コッポラ監督・脚本の2003年の映画です。アカデミー賞脚本賞も受賞しましたね。
ストーリーとしては、変なCMを撮影しに来日したゴーストバスターズの人と、カメラマンの夫に連れられて来日した内気な若妻との淡い心の交流が描かれたものです。


どうもこういう曖昧な感じの映画は人によって好き嫌いが分かれそうな感じです。
ウチの奥さんなど始まる前は観る気満々だったのに、10分くらいで本格的に寝ました
なのでドカーンとかババーンとかの効果音が無い映画じゃ寝てしまうわーって人は同じロストでも「ロスト・ワールド/ジュラシック・パークでも見たらいいと思いますね!


さてこの映画は東京が舞台なのですが、日本という主人公側から見た異質な社会をうまく描くためかコミカルな演出がいくつか見られます。


上記のような感じなので、国を愛する一部の日本人は怒り心頭のようです。
そんな極端にバカにしたような演出は無い*1この映画でさえ怒る人は多いのですから、「300」を見たイラン人の怒りはどんなもんだっただろうかと思ってしまいますね。


物語は大きな起伏があるわけでもなく、登場人物の心の動きを細やかに表現しながら結末へと向かいます。
そして主人公が帰国するその日、微かに触れ合いながらも繋がることのなかった二人の心がしっかりと通い合うラストシーンは「全米のオッサンが泣いた」と言ってもいいものでした。
多分この映画は若い人よりオッサン世代の方が主人公に感情移入できて楽しめるんじゃないかと思います。


あと、この映画もやはり色彩表現が非常に素晴らしいです。
東京の街のネオンサイン、明け方の淡い空色、真っ赤な和傘など、はっとさせる映像が随所に見られます。
こういうのは女性の方が結構鋭い傾向にあると思うので、若い女性と一緒に見る映画をさがしている男性諸氏はこういうのを用意しとくとウケるかもしれませんね。10分で寝られるかもしれませんけど。

そんなわけなので、この映画は見る人を選びます。

  • ◎(超オススメ) … オッサン
  • ○(オススメ) … 美しい色彩や映像が好きな人
  • ×(超ニガテ) … 愛国心の強い人


スカーレット・ヨハンソン健康的かつ寂しげなお尻のアップから映画が始まるという点においても、オッサンにはオススメの作品ですね!


エンディングで流れるのはこの曲なんです。

*1:むしろ美化している部分が多い